公開日: 2026年8月27日
G検定・DS検定・生成AIパスポートはいずれも受験資格の制限がなく誰でも受けられるAI関連の民間資格ですが、出題範囲・試験形式・合格率は資格ごとに異なります。本記事では、各実施団体の公表資料にもとづいて3資格の試験形式と直近の合格率を整理し、公式な難易度順の有無についても確認します。
| 資格 | 実施団体 | 受験資格 | 出題形式 | 問題数・試験時間 |
|---|---|---|---|---|
| G検定 | JDLA(日本ディープラーニング協会) | 制限なし | オンライン/会場・多肢選択式 | 145問程度・オンライン100分/会場120分 |
| DS検定★ | データサイエンティスト協会 | 制限なし | CBT・選択式 | 100問・100分 |
| 生成AIパスポート | GUGA(生成AI活用普及協会) | 制限なし | IBT・四肢択一(一部複数選択) | 60問・60分 |
(出典: 各実施団体の公式サイト。G検定の問題数はJDLA自身が「145問程度」と幅を持たせて公表しています)
問題数・試験時間は生成AIパスポートが最も少なく、G検定が最も多くなっています。出題範囲もG検定はAI全般の技術・法律倫理を幅広く問う内容、生成AIパスポートは生成AI活用のリスク・法律に絞り込んだ内容、DS検定はデータサイエンス・データエンジニアリングの実務スキルを問う内容で、3つは難易度の上下というより対象とする分野が異なる資格と捉えるのが実態に近いといえます。
| 資格 | 回号・実施時期 | 合格率 |
|---|---|---|
| G検定 | 2026年第4回 | 約83.1%(受験9,241名・合格7,677名。合格率は非公表のため算出値) |
| DS検定★ | 第12回(2026年3月) | 約42% |
| 生成AIパスポート | 2026年6月試験 | 79.90% |
(出典: 各実施団体の公式発表資料。JDLAはG検定の結果を受験者数・合格者数のみで公表しており、合格率(%)は本記事による算出値です)
単純に数字だけを見るとG検定・生成AIパスポートは7〜8割、DS検定は4割程度の合格率ですが、受験者の目的や準備期間といった母集団の性質が資格ごとに異なるため、合格率の高低だけで難易度を単純比較できるものではありません。
G検定とDS検定(リテラシーレベル)は、JDLA・データサイエンティスト協会・IPAが2021年に共同設立した「デジタルリテラシー協議会」が定める「Di-Lite」という枠組みで、ITパスポート試験とともに並置されています。ただし、この枠組みの中でも3試験の難易度を序列化した公式な記述はありません。なお、Di-Lite対象3試験の合格数に応じて発行される「DX推進パスポート」というデジタルバッジ制度はありますが、これは合格数の組み合わせによるものであり、難易度を序列化するものではありません。生成AIパスポートはDi-Liteの対象外で、G検定・DS検定との公式な関係づけも一次資料上見当たりませんでした。したがって「まずこれから受けるべき」という公式な受験順は存在せず、出題範囲の広さや問題数・試験時間の違いをもとに、自分の目的に近い資格から選ぶのが実態に即した進め方です。
3資格とも試験は年に複数回実施され、申込期間・試験日は回によって変わります。次回の申込期間・試験日はAI・データ資格の試験日程で確認してください。
G検定・DS検定・生成AIパスポートは、受験資格の制限がなく誰でも受けられる点は共通していますが、出題範囲・問題数・試験時間・合格率の実績はそれぞれ異なります。公式に難易度を序列化した資料はないため、まずは出題範囲や試験時間の違いを見比べて、自分の目的に近い資格から検討するのが現実的です。
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本記事は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)・一般社団法人データサイエンティスト協会・一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)等の試験実施団体とは関係のない非公式の学習情報サイトによる解説であり、合格を保証するものではないため、出題範囲・受験資格・日程・合格率等の最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。