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管理業務主任者とマンション管理士どっちを先に受ける?

公開日: 2026年7月15日

管理業務主任者とマンション管理士は、どちらを先に受けても構いません。5問免除の仕組みを正しく理解すると、「順番そのものより、同じ年度に両方を初めて受けるかどうか」の方が重要だとわかります。管理業務主任者試験の合格者はマンション管理士試験で、マンション管理士試験の合格者は管理業務主任者試験で、それぞれマンション管理適正化法に関する5問(45問受験)が免除されます。ただしこの免除は、試験実施年度より前にもう一方へ合格していることが前提です。本記事では、両資格の違いと5問免除の仕組みを軸に、受験順の考え方を整理します。

管理業務主任者とマンション管理士の違い

項目管理業務主任者マンション管理士
位置づけマンション管理業者に設置義務のある資格管理組合へ助言等を行う専門家(名称独占資格)
実施団体一般社団法人マンション管理業協会公益財団法人マンション管理センター
令和7年度試験日12月7日(日)11月30日(日)
出題数・時間50問・120分50問・120分
令和7年度受験者数14,435人10,984名
令和7年度合格者数2,832人1,210名
令和7年度合格率19.6%11.0%
令和7年度合格基準点50問中36点50問中42点

(出典: 一般社団法人マンション管理業協会「令和7年度 管理業務主任者試験 結果報告」/公益財団法人マンション管理センター「令和7年度マンション管理士試験の結果について」)

令和7年度はマンション管理士(11月30日)が先、管理業務主任者(12月7日)が後という、約1週間差の実施順でした。出題範囲は区分所有法・標準管理規約など共通する論点が多く、ダブル受験を目指す受験者も少なくありません。

5問免除の仕組み

5問免除は、相手側の試験に「合格していること」が条件です。

免除される5問はいずれもマンション管理適正化法に関する出題です。自動的に免除されるわけではなく、受験申込時に、もう一方の試験の合格を証明する書類の提出が必要です。

なお、この相互免除は賃貸不動産経営管理士の5問免除(誰でも受講できる「管理士講習」を修了すると、修了年度とその翌年度に対象となる制度)とは別物です。賃貸不動産経営管理士の免除は講習の修了が条件、管理業務主任者・マンション管理士の免除は相手資格への合格が条件で、成立する仕組みがまったく異なります。

同じ年度に両方を初めて受験するなら、免除は使えない

管理業務主任者・マンション管理士とも、合格発表は例年翌年1月です。令和7年度でいえば、マンション管理士(11月30日実施)の合格発表は令和8年1月9日、管理業務主任者(12月7日実施)の合格発表は令和8年1月16日でした。つまり管理業務主任者の試験日(12月7日)の時点で、同じ年度のマンション管理士の合否はまだ判明していません。同じ年度に両方を初めて受ける場合、申込時点でもう一方の合格も確定していないため、その年度はどちらも50問で受験することになります。

5問免除を活かしたい場合は、まず一方に合格し、翌年度以降にもう一方を受験する、という2年がかりの計画が現実的です。マンション管理士の合格率(11.0%)は管理業務主任者(19.6%)より低いため、先に管理業務主任者へ合格しておき、翌年度以降にマンション管理士へ5問免除で臨むという順序も選択肢の一つです。

よくある質問

賃貸不動産経営管理士の5問免除と、管理業務主任者・マンション管理士の5問免除は同じ制度ですか?
いいえ、別の制度です。賃貸不動産経営管理士の5問免除は誰でも受講できる「管理士講習」の修了が条件ですが、管理業務主任者とマンション管理士の5問免除は、相手側の試験への合格が条件です。
同じ年度に管理業務主任者とマンション管理士を両方初めて受験する場合、5問免除は使えますか?
使えません。免除の対象は試験実施年度より前にもう一方へ合格している人です。同じ年度に両方を初受験する場合、申込時点でもう一方の合否も確定していないため、その年度はどちらも50問で受験します。
5問免除を使うと合格しやすくなりますか?
一概には言えません。解答数と試験時間は減りますが、合格基準点も45問ベースで別に設定されます(令和7年度は管理業務主任者が45問中31点、マンション管理士が45問中37点)。免除そのものが合格率を直接引き上げる制度ではありません。

まとめ

管理業務主任者とマンション管理士は、どちらを先に受けても5問免除の対象になり得ます。ただし免除が使えるのは、もう一方に前年度以前で合格している場合に限られます。同じ年度に両方を初めて受けるなら、まずは実務に近い方や合格率の高い方から取り組み、翌年度以降にもう一方へ5問免除で臨む計画が立てやすくなります。次回以降の試験日程は不動産管理の試験日程で確認できます。

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本記事は、一般社団法人マンション管理業協会・公益財団法人マンション管理センター等の試験実施団体とは関係のない非公式の学習情報サイトによる解説であり、合格を保証するものではないため、試験制度・合格率・5問免除の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。